俺様彼氏はShy Boy?


「サボった罰」


そう言って、首筋が弱いことを知ってて。

わざと首筋にキスを落としていく。


身体の奥のほうからゾクゾクしてくる。

海斗の唇のせいで、体温が上昇する。

ここが学校だとか、図書室だとか。

そんなの関係なく、あたしの身体は正直に反応を示してしまう。


でも、海斗はそんなあたしを見て楽しむだけ。


この先へは決して進むことのない。

本当にこれはあたしへの“罰”。



いつも、あたしばかり。

モヤモヤしてムズムズして……

ホント、滑稽だ。



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