泣くなって


はぁ…どうしよ…




にしてもちょっと寒いな…4月なのに夜はこんなに寒かったなんて…




近くにあった自動販売機へ行き、ミルクティーを飲んだ。




「お前…新川?」




え、誰?いつからいた?!でもこの声…もしかして、先生?




「お前こんなところで何してんだよ。もう夜は真っ暗だぞ?なんだ、家出か?なんでも聞くぞ。」




勝手に家出にしないでよ、悩みですっ!家の事もあるけど…先生に相談するべきかな…




でも本当に心配そうな顔してこっちを覗きこんでいる




はぁ、言うしかない。か…




なんて言えばいいの?告白されましたって言ってもなー…




「なんだ?あれか?こいの悩みってやつー」




< 11 / 20 >

この作品をシェア

pagetop