俺は人間に恋をしてしまった
水音は1週間経ってもカッパは来ませんでしたので、少し心配の気持ちと寂しい思いがありました。

水音はテレビをつけニュースを見ながら朝食を食べました。

ニュース「次のニュースです。最近、川の事故が多発されております。あまりにも、多発しているので専門家によりますとカッパの仕業じゃないのかと言われています。」

お婆ちゃん「川の事故ねえ。怖いね。最近、川の汚れも酷くなったし、カッパの仕業じゃのう」とニュースは聞いてたお婆ちゃんが言いました。

すると、水音はテーブルを手に叩き付けムクッと立ち上がりました。

水音「違う!カッパのせい違うもん!カッパは川の守り神だよ。だから、川の事故とか自分の責任だよ!川の汚れも私達が汚してるのよ!」と怒りながら言いました。

お爺ちゃん「どうして、そう思うのじゃ?」と廊下からお爺ちゃんが聞きながら来ました。

水音「だって!私達が住んでる川瀬町(かわせちょう)は川の守り神で有名なカッパがいるんだよ!そんな悪い事しないよ!」

お爺ちゃん「水音は悪い事をしていない所見たことあるのか?」と聞かれましたが水音は答えられませんでした。

水音は無言で自分の部屋に戻りました。

一方カッパの所では。

カッパ1「水虎様!人間が川の事故や川の汚れはカッパの仕業という事で噂が広がっておられます。」

水虎「何だと!カッパを怒らせたらどうなるか、いつか懲らしめてやる。」と言いました。

すると、水虎はカッパの仲間に問い掛けました。

水虎「おい!お前ら、いつか人間共めを苦しめるぞ!分かったか!」というと

一斉にカッパの仲間は「クァアアアア!」と鳴きました。
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