No.1若姐は女子高生!
〈竜崎兄弟だわ〉
〈オーラ半端ないな〉
なんて声が聞こえる
既に他校の生徒がたくさんいる
「蓮桜?」
蓮桜が1人の男子に話かけられた
「久しぶりだな、快斗」
どうやら前通ってた高校の
同級生みたい
「元気か?」
「まぁな、お前は?」
「そこそこやってる
ところで、何しに来たんだ?」
っ!?
今蓮桜の声のトーンが下がった
朱にぃもさっきから
難しい顔してる
「心配するな
俺はあそこから抜け出したからな」
「抜け出した?
よくできたな」
「大変だっぜ
従兄弟がここにいるから見に来たんだよ。それより、今日1日気をつけておけ、何があるか分からねぇ
それと妹を見かけたら、助けてやってくれ」
突然朱にぃから殺気が出てきた
蓮桜からも半端ないオーラが漂って来ている
小さい声だから
何て言ってるか分からない
「そうか…
分かった」