No.1若姐は女子高生!
『あの袋の中は龍平だ
行くぞ』
組員5人と俺で
その男に背後から近づいた
俺は素早く袋を取り
組員達が男を縛り上げた
急いで袋を開ける
中には
手足を一緒に縄で縛られ
口をガムテープで塞がれた
龍平がいた
息はしてるな…
『龍平、俺が分かるか?』
ゆっくりと瞼を上げた龍平
「朱にぃちゃん?」
ふぅ
『大丈夫か?
どっか痛いとこは?』
首を横に振った龍平
「お、おれ…変な奴に…さらわれ、て…ヒクッ…もう…ヒクッ…死んじゃう…かと…ヒクッ…思った…」
『もう大丈夫だ』
まだ5歳の龍平
はぁ
縛り上げた男を連れて
俺は理事長室に向かった