再び、恋【短編】



「あの…さ、
 よかったらこれから
 俺のアパート来ない?

 あの頃話せなかった分、
 いっぱい話したい。

 …結華と」



結華と…

初めて水沼君に下の名前で呼ばれて、
胸がドキン、と鳴った。



「…うん。

 私も話したい。
 あの頃から今までの事も聞きたいし。
 
 …恵斗君の事も、
 もっともっと知りたい」





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