再び、恋【短編】
カフェ



「水沼君、良かったらお茶でもしない?
 さっきのお礼もしたいし」



5年前…

たった1回の会話しかしてなかったのに、
私の事を覚えてくれていたのが
すごく嬉しかった。



あの頃、

勇気を出せずただ見ているだけしか
できなかったけど、今は違う。



話しかければよかったって、
後悔ばかりしていたから…

もうあんな思いはしたくない。




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