embracement
隼「そっかぁ…でも、俺はちゃんと森下先輩に言うべきだと思う」
漣「うん」
僕がこの会社に入社してから、半年が経った。
もぅ僕らは研修生でなくて、ちゃんとした社員になった。
でも、弥生と部署が違う(>_<)
プルルルルッープルルルルッープルルルルッープルルルルッー
「もしもし?」
漣「あ、弥生?あのさ、話あるんだけど…」
弥「ぅん…帰りでいぃ?」
漣「うん!ロビーで待ってるから」
弥「わかった。じゃあね」
漣「うん」
ガチャ ツー ツー
話って別れ話?
やだょ…私、飽きられたのかな…
‥‥‥‥ロビー‥‥‥‥
漣「弥生!」
弥「あ、漣…」
漣「どうしたの?」
弥「え、何でもないよ。それで話って?」
漣「あ、慎一っていう人の彼女“蘭”って言うんでしょ?それ僕の姉ちゃんなんだ…」
弥「そうなの…」
漣「なんかごめんね」
弥「平気だょ?」
漣「ならいいんだけど…」
弥「じゃあ、帰るね?」
漣「僕送るよ」
弥「ありがとう」
弥生、大丈夫かな…
僕は弥生が好きだから…
僕が君を守る。