ソファーに並んで
クスッと笑いながら律は言う
「うん、本当に今日の千尋は不思議な事を言うね?…今の話で何となくだけど、大体は繋がったよ…理解が出来た、でも千尋の答えは不可解だね?原因なのかもしれないが…千尋が悪いってところは変だよ?」
しかし納得がいかない表情を浮かべる千尋…
「自分に厳しくするのは良い事だけど、千尋は少し厳し過ぎるよ……それに千尋が悪いというのは僕が腑に落ちない!“悪い”って言葉は千尋には無縁だと思うんだ」
思考はいたって冷静だが言葉が感情的になってゆく…
「千尋は何も悪くない!どうしてもって言うなら僕も悪い!そうじゃないかい…?」
ずっと握りしめていた手に汗を感じる…手は離すが千尋は律の胸に顔をあてたまま…
「少しだけ驚いたわ…要の事以外で、そんなに取り乱すなんてきっと初めてね…律の言う通り本当に今日は不思議な事ばかり起こる日ね?」
どこか虚ろげに言う千尋だった…
「要は双子だけどたった一人の弟だからだよ!だけど千尋!この気持ちは違う……僕は君が好っ……!?」
律がずっと秘めてきた想いを伝えようとした刹那に千尋は顔を上げ、律の唇へ自分の唇を重ねる…不意を突かれ一瞬、硬直し思考が停止する律…
「私は貴方が好きよ…律」
我に還り赤面する…
「ズルいよ…千尋…」
千尋も赤面しているが真っ直ぐな瞳で律を見つめている…
「また不思議な事が起きたわね?」
今度は律の方から顔を寄せ優しく唇を重ねる
「これは必然にしたい……僕も君が好きだよ…千尋」
そして二人は瞳を閉じて再度、唇を重ねる
「うん、本当に今日の千尋は不思議な事を言うね?…今の話で何となくだけど、大体は繋がったよ…理解が出来た、でも千尋の答えは不可解だね?原因なのかもしれないが…千尋が悪いってところは変だよ?」
しかし納得がいかない表情を浮かべる千尋…
「自分に厳しくするのは良い事だけど、千尋は少し厳し過ぎるよ……それに千尋が悪いというのは僕が腑に落ちない!“悪い”って言葉は千尋には無縁だと思うんだ」
思考はいたって冷静だが言葉が感情的になってゆく…
「千尋は何も悪くない!どうしてもって言うなら僕も悪い!そうじゃないかい…?」
ずっと握りしめていた手に汗を感じる…手は離すが千尋は律の胸に顔をあてたまま…
「少しだけ驚いたわ…要の事以外で、そんなに取り乱すなんてきっと初めてね…律の言う通り本当に今日は不思議な事ばかり起こる日ね?」
どこか虚ろげに言う千尋だった…
「要は双子だけどたった一人の弟だからだよ!だけど千尋!この気持ちは違う……僕は君が好っ……!?」
律がずっと秘めてきた想いを伝えようとした刹那に千尋は顔を上げ、律の唇へ自分の唇を重ねる…不意を突かれ一瞬、硬直し思考が停止する律…
「私は貴方が好きよ…律」
我に還り赤面する…
「ズルいよ…千尋…」
千尋も赤面しているが真っ直ぐな瞳で律を見つめている…
「また不思議な事が起きたわね?」
今度は律の方から顔を寄せ優しく唇を重ねる
「これは必然にしたい……僕も君が好きだよ…千尋」
そして二人は瞳を閉じて再度、唇を重ねる