感想ノート
-
楓 十色 2016/05/19 08:54
-
おはようございます。
おお、かえちゃんらしい世界だ、と思いながら拝読しました。
非現実の世界を泳ぐ、ほんの少しの真実。なにが本当で、なにが虚像なのか、しっかりと掴むことは出来ないのだけれど。
過去に僕が涙したことと、彼女が今しあわせだということだけは、現実のこととして彼の中に残るのでしょう。
なにかに選ばれてここに来た彼のように、他にも選ばれてこの町を訪れ、なにかしら心に救いの欠片を持って帰る人がいるのかもしれませんね。風景も雰囲気も、そして夢のような曖昧な世界を歩く黒猫も。ここは素敵な町です。
咲倉ゆら 2016/05/19 08:47
-
こんばんは。
藤堂繋がりでややこしいですが、侍のほうです( ̄▽ ̄)
おおおお、不思議だーーー。
こういう雰囲気好きですねぇ。
楓さんの話も、ちょっと宇喜田さんみたいな非現実と現実の狭間的な感じがありますねぇ。
いいなぁ、こういう文章。
日常に、違和感なく非日常を組み込めるってなかなか難しいんですよね。
で、えっと、結局彼女がどうなったかってのは謎のままなんですよね?
死にはしないかもしれない高さ。
でもそれ以来消えてしまった……。
またふらりと中崎町に行ったら会えたりするのかな。
何だか全てが曖昧で不思議なお話でした( ̄▽ ̄)藤堂 左近 2016/05/18 22:57
-
こんばんは。まりちゃんだって立派な作家さんですよ。上も下もない。気にする必要なんか全然ないし、むしろコメントもらえたら純粋に嬉しいのでどんどん書いてくださいね^_^
あと、解釈や感想に合ってるとか間違ってるとかもないですよ。自分が感じたこと、思ったことを書けばいい。書き手はそのコメントを読んで、ああこの書き方は独りよがりで伝わらないんだなとか、こう表現した方が伝わるかもなとか考えることができるんですから。
てことで感想ありがとうございます。黒猫は迷い込んだ主人公の案内人であり友達?であり癒しキャラであり、現実と非現実の境界を意識させる存在として登場させました。
僕はだいたい、切ない中にも救いというか、一筋の光が見えるようなストーリィを書くことが多くて、この作品もそんな風に読み手さんに伝わるといいなと思いながら描きました。だから、まりちゃんの感想はまさにそんな感じです^_^
読み返してもらえて嬉しいです。何ヶ月か経った時、また読み返してもらえるような作品になれるといいなと思います。楓 十色 2016/05/18 18:33
-
小鳩さん
こんにちは。足を運んで下さり恐縮です。貴重な小鳩レビューまでいただけてすっごいありがたやです。いやあ嬉しい♪
ファンメは勝手に失礼しました。とにかくあれは本当にいい作品でした。影響をうけました。いい物はたくさんの方に読んでもらいたい。純粋にそう思ったから勝手にファンメでオススメさせていただきまいた。
ハッピーエンドだと僕も思っています。人の幸せには色んな形がある。女子の噂が本当なのか、先生の言葉が本当なのか、今となっては「僕」にとってそれは大きな問題じゃないんだと思います。彼女が幸せならそれでいい。彼女が幸せだというのなら、自分の気持ちや想いやずっと胸にしまってきた感情も、きっと「僕」はしまい込んで、新しい一歩を踏み出すことができる。そう思っています。
それにしても嬉しいです。ありがとうございました。楓 十色 2016/05/17 16:48
-
はや衣鳥さま
初めまして。こんにちは。この作品を手にとって下さりありがとうございます。そして、気に入ってくださりとても嬉しく思います。感想が巧く書けないってことありますよね。僕もそう。いいなあと思った作品ほど、巧く書けない。だからこそ、その気持ちがすごく嬉しいです。
これからも変わらないと思っていたものが急に形を変える。手のひらからこぼれ落ちて、海水の中に消えていく。そんなとき、僕は深い損失感を覚えます。大好きだった彼女のことや、大切だった人、昔いっぱい遊んだ友人のことを今でも時々思い出します。それからこうも思うんです。あの時あーしていたらどうなったんだろうって。
きっとそれは僕だけじゃなくて、誰もが胸の中に一つや二つ持っているものなんじゃないかと思います。それをこの短編で形にしてみたつもりです。この作品がはや衣鳥さんの心の中で生き続けてくれたらいいなと思います。ありがとうございました。楓 十色 2016/05/17 16:37
-
高山さん
こんにちは。コメント、レビューありがとうございます。昔からこういうテイストが好きで、時々この手の短編を書きたくないます。今回は完全に小鳩さんと高山さんに触発されました。笑
死というものに対し、僕はそれを身近に感じる機会がまだそれほどないせいか、こんな僕に書けるのだろうかという思いがいつもつきまといます。だから、どこか童話的な書き方をして逃げているんだと自己分析しています。身近な人が亡くなったとき、僕にも真正面から「死」を書けるようになるんだろうかと漠然と考えます。
最後のページは何も考えずに書きました。筆が進むままに書いていると、自然と最後の一文に行き着きました。あのラスト以外何も思いつきませんでした。高山さんにそう言っていただき、あの一文が書けて良かったと心底思います。
ありがとうございました♪楓 十色 2016/05/17 16:24
-
【レビュー御礼】月乃ミラさん
こんにちは。素敵なレビューをつけていただきありがとうございます。タイトルに親近感を持って下さったと言うことは、おそらく大阪界隈に在住されておられる(あるいは知り合いがこの近くにおられる)のかなと推測します。
僕は朝晩の通勤で毎日のように中崎町を通ります。とてもお気に入りの場所で、あんな素敵な場所がいまなお大阪のすぐそばに存在していることに奇跡を感じずにはいられません。とくに最近は若い方が空き家になった古民家を買い取り、たくさんの可愛らしい店が路地のそこかしこにできています。そんな不思議で魅力的な町を舞台に短編を書いてみたいと思いました。
夢なのか、現実なのか、それは読者様の感性に委ねたと思います。ただひとつ、確かにこの物語は「僕」がずっと探していたものに対する「答え」であり、「始まり」なんだと思います。ありがとうございました。楓 十色 2016/05/17 16:14
-
楓さん、こんにちは。
ファンメールから飛んで参りました。私の作品まで紹介してくださって、本当にありがとうございます。あれは大事に書いたお気に入りなので、とても嬉しかったです。
見たこともない街の風景がすっと想像できました。そこに迷い込んだ彼のことも。すべてが優しく、柔らかで、そして果てもなく悲しい。でもその悲しさが好きです。拙いレビューを置いていきますね。素敵な物語をありがとうございました。小鳩 憂 2016/05/17 15:15
-
何処か童話的で上手いですね。上手いと分かっていましたが、短編でここまで書かれるとはです。
僕とは方向性が違うけど惹かれますね。
ラストが衝撃と言うより心にすっと落ちてくるようにしみました。
ファンメで紹介までありがとうございます。
良かったです♪レビューが上手く書けて無いけど伝わる人には伝わるだろうと思います(^-^)高山 2016/05/17 13:41
おはようございます。読んでくださりありがとうございます。昔からこういった絵本的、非現実的な世界が現実世界とどこかで繋がっていてという世界観が好きで、時々書きたくなるんです。宮沢賢治の影響です。のちに村上春樹を好きになったのも同じような理由です。宇喜田さんの鎌倉シリーズもいいですよね。もちろん大好物です^_^
アキドリが結局どうなったかは、ハッキリとは書いていません。僕自身明確な答えは持っていません。きっと主人公の「僕」も。でも彼にしか分からない彼女の心情や感情、物語として書かれなかった共に過ごした時間の中で芽生えた彼の気持ちなどを考えるうちに、最後の一文に行き当たりました。
アキドリはきっと生きています。でもそれは読む人によって様々な形で生きているはずだと思っています。と、またぼかして去ります。笑
ありがとうございました♪