俺様男は私の彼氏様!?
それから俺たちは、椿が作った昼ご飯を食べた。
相変わらず上手い!
ってか、椿の幼なじみはいつ帰るんだよ。
そう思ってると、いきなりインターフォンが鳴り始めた。
1回や2回じゃない。
連続で何度も。
もしかして……!!
そう思ったのは俺だけでなく、椿の幼なじみも思ったのか俺の方を見ていた。
それを察したのか、椿が不安そうな顔で俺の傍にやって来た。
「心配すんな、俺がいる。
兎に角椿は、ここにこいつといろ!
俺が出てくる。
おい、椿頼んだぞ」
俺がそう言うと太一は「任せろ」と言い、椿は未だに不安そうな顔しながら頷いた。
ほんとは、椿の傍には俺がよかったんだけど。
なんて、思ってる場合じゃねぇや。