俺様男は私の彼氏様!?





俺がドアを開けるまでインターフォンは鳴り止まない。



一体なんなんだよ、ストーカー野郎は。





そう思いながらドアを開けると、そこには女がいた。





「お前、誰」



「やっぱり俊くんいた!
あんなブスと一緒にいるなんて」





ブス?は?椿が?


ブスなわけねぇだろ。



しかも、俺がここにいるってわかってたとかどういうことだよ。





「椿はブスじゃねぇから。
で、お前誰なわけ?」



こいつが椿のストーカー野郎か?



「そんなムキにならないでよ!
俊くんと寝た仲じゃない♪」





俺がこいつと?



あー……遊んでた時期に関係持った奴か。



って!もしこいつがストーカーの新犯人だったら、完璧俺のせいじゃねぇか。





「へぇ、ヤったことあんの?お前と俺が」



「うん、あるよ?
いっぱい愛し合ったじゃない!!忘れたの?」





んなこと、覚えてねぇよ一々。





< 121 / 145 >

この作品をシェア

pagetop