俺様男は私の彼氏様!?





「わりぃけど、一々ヤったことなんて覚えてねぇから」



俺がそう言うと、悲しそうな顔をしてすぐに笑顔になった。



なんか企んでそうな顔。





「ま、過去のことはいいや〜
これから忘れさせないから」



まあ、こんなことされたんだし。


嫌でも忘れることなんてねぇよ。





「お前、何してぇんだよ」



「んー、樋渡椿に俊くんから離れてほしいかな
ってか消えて欲しい!邪魔な存在」





邪魔な存在?椿が?



俺からしたらお前が邪魔なんだよ。





「邪魔なの、お前なんだけど」



「えー?なんでー?」





有り得ない、私が邪魔なんてと付け加えて言ってくるこの女。



まじでどうにかしねぇとやべぇ。





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