俺様男は私の彼氏様!?





遊ぼうと思って、か。


でも、俊がどっか出掛けようとしてたし
やっぱり先約優先だよね。



そう思って断ろうとした。





「ごめん、美穂。今日、俊と……」



ってとこで俊に遮られた。





「別にいんじゃね?この子いても。
最近遊んでなかったんだろ?」



俊……



美穂は、そんな私たちを交互に見て
何かを悟ったかのように





「ごめーん、デートだったー?
邪魔しちゃったみたいだね〜」



いつもなら、『私の椿なの!譲って!』って言いそうなのに今日は違った。





< 133 / 145 >

この作品をシェア

pagetop