俺様男は私の彼氏様!?
「ママ!部屋近すぎるよ!
私かその人、どっちか1階にしてよ!」
「はいはい、そういうワガママは言わないの!
ほら〜もうすぐ来る時間よ」
そう言ってママはキッチンへ行ってしまった。
んもう、なんなのよ。
同居のことは仕方なく認めたんだし
これくらい聞いてくれてもいいじゃんー!
なんて思っていると同居人が来たみたい。
_______ピーンポーン
「あ、来たかな〜?
ちょっと椿、出てちょうだい!」
「……はぁい」
緊張と不安と不満と。
すべて抱えながら玄関のドアを開けた。