俺様男は私の彼氏様!?





そしてここには、私とこいつの2人きり。



なんか緊張するなぁ。





「おい、ってことだからよろしく」


「うん」





なるべく話すのはやめよう。


疲れるだけだ。





「それにしてもお前、よく俺と同居するって認めたな?
あんなに邪険にしてた俺と!
もしかして……」


「馬鹿なこと言わないで。
ただ同居人があんただって知らなかったし
ママの気持ち考えて困らせたくなかったから
ただそれだけ。

とにかく、必要以上あんたと話したくない!

あ、あと同居のこと誰にも言わないでね。
めんどくさくなるから。

じゃ、私宿題あるから。
部屋は階段登って奥から二番目の部屋だから」



そう言って私は自分の部屋に戻った。





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