俺様男は私の彼氏様!?





声するほうを見ると椿が。





「おっせぇよ、帰り」


「え?あー、ごめん。
鍵渡してなかったもんね」





そう言いながら鍵を開ける椿。


玄関に入ってすぐ俺は椿を抱きしめた。





「キャッ!ちょ、離してよ」



「無理、寒い」





15分待ってたんだ、寒いに決まってる。



待たされた15分をそのまんま、俺は椿を抱きしめていた。





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