俺様男は私の彼氏様!?
椿side。
今日は体育祭本番の日。
練習でもやっぱり運動音痴を披露するハメに。
こんなんじゃ本番でも悲惨なことに!!
絶対あいつにだけは見られたくない。
見られたらこの世の終わりかのようにいじられそう。
だから走って俊を探して釘をさしといた。
私の出番は一番最初。
よりによって一番最初って辛すぎる……。
「椿、ファイト!」
「うぅ、美穂ぉぉぉ」
「泣きそうな顔しても終わらないんだし
自分なりに頑張って来な!」
そう言われ渋々スタートラインに向かった。