俺様男は私の彼氏様!?
〇高熱
俊side。
椿をベットに寝かせ、キッチンへ行きタオルを冷やして椿のもとへ。
キッチン行ったときに気づいた。
椿、飯食ってねぇ。
出来上がっていたカレールーと炊き上がったご飯はあったが、食器がない。
食欲なかったのか?
俺がタオルを椿のおでこに乗せたとき椿が目を覚ました。
「……しゅ、ん?」
「目が覚めたか。
俺のせいでごめん、こんな辛い思いさせて」
悪いとは思ったが熱を勝手に測った。
39度も出ていて相当辛いであろう。
「ううん、それよりこの服……」
やべ!俺が着替えさせたんだけど。
ぜってぇ怒られるよ、な?
でもあのままにしてたら、もっと熱あがっちまうし……
「わるい、汗すごかったから……」
「見たの?」
「好意ではないが、少し……」
椿は着痩せするタイプなのか、脱がせたとき気づいた。
おっぱいがでかいことを。
って、俺完璧に好意で見てんじゃねぇかよ。
これは言うのやめとかねぇと、殺されてしまうな。
「見たんだ……最悪。
でも、仕方ないことだもんね、ありがと」
怒られると思っていた俺はびっくりした。
怒られなかったこともそうだが、怒りもせずお礼言われたことに。