俺様男は私の彼氏様!?
〇さようなら
俊side。
親父は健やかに眠っている。
気持ちよさそうに。
でも、もう目を覚ますことはない。
葬式も終わり埋葬も終わった。
今は俺の家に椿と来ていた。
正直俺は今、抜けもの状態。
信じられねぇんだよ、親父が死んじまうなんて。
あんなに元気だったのに。
「俊」
「椿……」
椿は心配そうに俺を見てくる。
そんな椿が愛おしくて抱きしめる。