好きなんかじゃないもん。気になるだけ!
始まり~入学式~
今日は、4月6日。入学式。
昨日まで桜が満開で、入学式が楽しみだった。
だけど今日は最悪な事に、雨だった。
新しい制服も、びしょびしょ。新しい靴もぐちょぐちょ。
最悪だ。
私の入学する中学は、二つの小学校の人が入学する少し珍しい学校だった。
なので正門からはもう一つの小学校の子も入ってきていた。
小学校の頃の友達は、私に気が付くとニコッと笑って手を振ってくれた。
吹奏楽部の音楽が聞こえた。私たち、入学生のために演奏してくれるものだった。
小学校の頃、吹奏楽部に入っていたこともあって
懐かしい気持ちで昇降口に行った。
「美結(ミユ)ちゃーん!」
私の名前が呼ばれた。
懐かしい声だった。
その声の方を振り向くと、笑顔で手を振っている女の子が立っていた。
「実紗(ミサ)ちゃん・・・?」
私は、その名前を今でも覚えていた。
昨日まで桜が満開で、入学式が楽しみだった。
だけど今日は最悪な事に、雨だった。
新しい制服も、びしょびしょ。新しい靴もぐちょぐちょ。
最悪だ。
私の入学する中学は、二つの小学校の人が入学する少し珍しい学校だった。
なので正門からはもう一つの小学校の子も入ってきていた。
小学校の頃の友達は、私に気が付くとニコッと笑って手を振ってくれた。
吹奏楽部の音楽が聞こえた。私たち、入学生のために演奏してくれるものだった。
小学校の頃、吹奏楽部に入っていたこともあって
懐かしい気持ちで昇降口に行った。
「美結(ミユ)ちゃーん!」
私の名前が呼ばれた。
懐かしい声だった。
その声の方を振り向くと、笑顔で手を振っている女の子が立っていた。
「実紗(ミサ)ちゃん・・・?」
私は、その名前を今でも覚えていた。