誠の誓い
あっという間に1週間


離脱まで、あと3日











その日、藤堂と縁は鶴里に会いに来ていた


御陵衛士になることを知らせる為だった



「縁とは、会えなくなるけどさ
鶴里を通して、元気かとか
教えて貰うから!」



「うちが、2人の様子を
伝えたらええんやね!」



張り切る鶴里と笑顔を絶やさない藤堂

















夜、いつもの場所に伊東がいた


黙って伊東の横に座る




「貴方とここで話をする時間が
私の唯一の楽しみだったのよ!!」




「俺も…… 伊東さんってさ
すっげぇうさんくせぇよな!」


「はいぃ???」


「喋り方とかさ
こんなの急に決めたりさ
何考えてんだか、俺の頭じゃわかんねぇ
わかるのは……
俺より頭がいいってことだ」


「誉めてるのかしら?」


「誉めてる」



縁が伊東の方に向き

頭を下げた







「俺も連れて行って下さい!」










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