誠の誓い
翌日



西岡が浪士組の宿場を訪れた



「西岡工と申します
浪士組に入隊したく、参りました」


「なぜ、入りたい?」


「亡くなった由縁の為です!!!」


「由縁?」


「土方さん、縁の…」


「あぁ 縁のな…」


「縁が出掛けている時に、両親を殺され
由縁は、その現場を見たんです
だから、強くなりたいと道場に縁と
住み着いたんです
道場の誰よりも、努力をしていました
人を守りたいって…
縁と共に、由縁の意志を継ぎたいんです」



「わかった…入隊を認める!」




「ありがとうございます!!!」





西岡は、深々と頭を下げた






山南の看病をする縁に

西岡の合格を伝えると



「おめでとう…工」



縁は、少しつらそうに微笑んだ




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