青春方程式
エピローグ
黒田真夏15歳。
今日から高校生になります。
霜月商業高校に無事合格。
お母さんもほっとしていた。
それと、もう一つ変わったことがある。
「お母さん!お父さん!お兄ちゃん!行ってきます!」
「おう!行ってらっしゃい!」
「気をつけるんだぞー」
「いってらっしゃい真夏」
そう。
あの時お母さんが決めたことそれは……
『お兄ちゃんとお父さんと一緒に暮らすことにしたわ。』
私は今すごく幸せに暮らしている。
本当に良かった。
「俺も梅中行ってくる〜!」
「あら、もう行くの?今日は中学ないんじゃ?」
「今日は特別なんだ。」
「まったく二人揃って慌ただしいな」
お兄ちゃん……先生?(笑)
もうお兄ちゃんって呼んでいいのかな?
すごい変な感じするけど……
私も新しい学校生活だから気合入れよっ!
「真夏ーっ!遅い」
「ごめん乃愛!」
おとねと葵は高校が違うから今日からは乃愛と2人で登校!
もちろんうちら4人は週に1回は会うけどね〜。
今日私は新しい夢を持ちましたっ!
その夢が叶いますように……。