青春方程式

私はお母さんと二人暮らし。
お父さんは私が小さい時に亡くなってる。


夕飯を食べている時お母さんにクラスのことなどたくさんのことを話した。



「お母さん」


「どうしたの?」


「今日新しい英語の先生が入ってきたの。」



「あらそうなの?そういや、真夏は英語苦手だったわよね?葵君に教えてもらっては、しょっちゅう部屋から逃げ出してたもんね」


「そのことはいいの!!」


「じゃあ何?」



「その先生岡本しげる先生っていうんだけど……。」



岡本先生の名前が出た瞬間お母さんの顔色がぱっと変わった。


「その先生の話を私の前で、しないでくれる?」


「え??」


「分かったわね?」


「うん」
それ以上は何も言わなかった。


どうしてなの……??お母さん。



やっぱり何かあったんだね。
お母さん絶対何か知ってる……



夕飯を食べ終わり私はLINEで約束どおり乃愛と、おとねに伝えた。


『お母さん何も言ってくれなかった。』


『えっ?!何で??』


『それが分かんないの。』
LINEのグループでトークをしていた乃愛と私はすぐ葵にも、話すことにした。



私はLINEで葵に電話をかけた。
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