僕の同居人は君だけ。




『さっぱりしたねー!!』


なんて、牛乳を飲み干すキミを見て

僕は不機嫌に座り込む。


僕はあまり水が得意な方ではない。

別に、苦手でもないけれど…


ぶすっと、しているとキミは

僕の目の前に寝転がりながら

両手で僕を包み込んだ。


『だいすきだよぉ、』


僕もだよ。

僕も大好きだよ。


そ、と触れる事しか出来ないけれど

僕はキミと同じ思いを伝えたいよ。


どうしたら伝わるかな。

どうしたら解るのかな。


僕達、いつになったら

思いが通じ会うのかな?



僕は、キミに何を

してあげられてるのかな。




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