恋は楽しいの?
「マミー!おはよー!」

「あ、リクくん。おはよ。」

いつも通り、何気ない1日の

始まりだった。

「おいマミ!いいかげん、

リク『くん』って言うのヤメロ!

友達じゃない気がするぜ!」

何気ない1日に、

新たな始まりを君はくれた。

「呼び方なんて関係ないよ!

友達は、友達!でしょ?」

「じゃあ、一生のお願い!だから、

リクって呼んで?」

「え~、私にメリットあるの?」

「あるよ!ありありだよ!

まず、短い言葉で俺の事を呼べる。

それに、もっと仲良くなれそうじゃん?」

「仕方ないなぁ~。

じゃあ、ハーゲンダッツね」

「高い!」

笑い合った。

あ、女子の皆様の視線が痛い。

リクは気付いてない。

自分がモテるってことに。

なんで気付かないのかな?

顔は~カッコいいのかな?

私はタイプじゃない。

リクのことを下の名前で呼ぶのは、

一部の人に限られてる。
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