キスラバーズ 〜新〜
こっちには友達も居ないし…みんなパッとしない奴らばっか

担任は暑苦しい奴だ、近づけばきっと汗臭いだろう…青春は汗を流そう!とか訳わかんないことを口走りそうだし…

面倒くせぇ

初日だからと突っ伏している所をクラスメイトに注意された

自分の株を上げるためだろ?俺の為とか綺麗事並べるだけなら誰でもできる、説得力がねぇな

あ、あの子だ…

「私は、如月 ここです。好きな物は〜。」

へぇ、あの子如月 ここって言うんだ…似合ってる…

退屈なホームルームが終わり、また机に突っ伏していた

ん、誰か来る…もういいだろ、構うなよ


「あの、水菜君。」

如月の声だ…

不思議だ、反応してしまう俺が居る…何で?

理由もわからない…

「なに?如月さん。初日から告白?」

そうだったらいいな…

って、何考えてんだ俺は!冗談が過ぎるぞ!
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