キスラバーズ 〜新〜
「ん、如月さん。誰か待ってるの?」
どっからどう見ても、待ってるのはわかるが…何て話しかけたらいいのか、わからない
「うん、友達を待っています。」
昼間もそうだけど、たまに敬語が混じる
「なんで、敬語?クラスメイトなんだから敬語止めない?」
普通に話して欲しい、ただの我儘だが、聞いて欲しい
「そうだね、水菜君。なんか、緊張しちゃってるのかな?」
水菜君か、俺の嫌いな呼び方…名前の方がいいな
「新でいいよ。俺も如月って呼んでいい?」
流石にここなんて呼べない、会ってまだ1日目だしな…
「うん、新君。よろしくね!私人見知りでさ、友達なかなか作れなくって困ってたんだ!」
友達…
その言葉は俺に深く突き刺さった
それ以上の関係にはなれないのか?
「…やっぱ、面白いな。」
天然だな、相当
「ん?なに?」
俺の顔を覗き込む如月
やめろ、それ以上は無理だ
「なんでも無い、よろしく如月。」
友達として付き合っていくしか無いようだな…
まだ時間はある、チャンスを逃さなければいいんだ
「新君背高いねー、モテるでしょ?」
沈黙に耐えかねたのか如月は俺に質問する
どっからどう見ても、待ってるのはわかるが…何て話しかけたらいいのか、わからない
「うん、友達を待っています。」
昼間もそうだけど、たまに敬語が混じる
「なんで、敬語?クラスメイトなんだから敬語止めない?」
普通に話して欲しい、ただの我儘だが、聞いて欲しい
「そうだね、水菜君。なんか、緊張しちゃってるのかな?」
水菜君か、俺の嫌いな呼び方…名前の方がいいな
「新でいいよ。俺も如月って呼んでいい?」
流石にここなんて呼べない、会ってまだ1日目だしな…
「うん、新君。よろしくね!私人見知りでさ、友達なかなか作れなくって困ってたんだ!」
友達…
その言葉は俺に深く突き刺さった
それ以上の関係にはなれないのか?
「…やっぱ、面白いな。」
天然だな、相当
「ん?なに?」
俺の顔を覗き込む如月
やめろ、それ以上は無理だ
「なんでも無い、よろしく如月。」
友達として付き合っていくしか無いようだな…
まだ時間はある、チャンスを逃さなければいいんだ
「新君背高いねー、モテるでしょ?」
沈黙に耐えかねたのか如月は俺に質問する