四季のいたずら
「なつ」
私は名前を呼ぶ。
「ん?」
なつは返事をした。
「告白ありがとう。私は、なつの気持ちには応えられない」
「ううん、大丈......」
「っだけど!!なつが1歩踏み出してくれた思いには、しっかり応えたい」
なつのお陰で迷いが晴れた。
怖がってちゃだめなんだ。
失敗しても、またやり直せば良い。
「4人なら、大丈夫だよね」
「ん。絶対なんとかなる」
私、なつに出会えて良かった。
いつか私もみんなにそう思ってもらえるようになりたいな。