背伸びして、キス
第6章

はじめまして



洋介さんになにかお返しがしたくて。
お返しするなら自分で稼いだお金で何かしたくて。

それに、バイト経験したかったし。



という事で、バイトを始めました。



小さなレストラン。
個人経営のこじんまりとした小さなレストラン。

少し前から気になってたところ。
バイト募集を見てすぐに電話をした。


そうしたらすぐにでもって言ってもらって面接ののち採用してもらえることになった。




「よろしくお願いします」

「こちらこそ。今日からよろしくね。オーナーの片岡です」




気のよさそうな初老の男の人がここのオーナー。
面接の時もとても優しい人だった。



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