背伸びして、キス
昨日来れなかったのは、その人といたから?
私に言ったことは、嘘だったの?
もう、なんとも思ってないって。
ふっ切れたんだって。
そう言ってくれたのに。
今は私が大事だって。
二人は、私がいる場所とは反対方向へ並んで歩いて行ってしまった。
追いかけることも、叫んで引き止めることもできない。
洋介さんは、私より彼女を選んだんだ。
一度も、連絡すらする気にならないくらい。
私の事も忘れるくらい。
信じてたのに。