背伸びして、キス


「後、これから夏なんで暑いですけど、冬とかなら編み物とかもありますね」

「セーターとか編むやつか」

「はい。まぁ、最初はマフラーとかですかね。それなら毛糸とかぎ針でできますし。手でも編めるんですよ」

「へぇ。楽しそうだな。じゃあ、せっかくだから毛糸とかぎ針?も買うか」





楽しそうに選んでいく一条さんについて店内を回る。
そうして無事、プレゼントを買う事が出来た。

しっかり包装もしてもらえて、一条さんは満足そうだ。



「付き合ってくれてサンキューな。助かった。きっと喜ぶ」

「はい。また反応教えてください。明日、お誕生日会成功するといいですね」




あっという間に終わってしまった。
もっと、ゆっくり選べばよかったな。




「これから時間あるか?」

「え?」

「お礼になんかごちそうするけど」



一条さんと、ごはん!?



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