背伸びして、キス


土曜日の6時半。
めいいっぱいのおしゃれをしてコンビニに向かう。


コンビニにつくと一条さんはもう来ていた。



「すみません、待ちました?」

「ん?ああ、いや。仕事の後そのまま来たからな」

「え、でも私服・・・」

「今日はほんとは休みだったんだけど、ちょっと昨日すまなかった仕事を済ませに行っただけだったからな」

「そうなんですね」



仕事って、大変なんだなぁ。
一条さんの車に乗り込み、ゆっくりと出発。


車に乗るのも少しずつ気分的にも慣れてきた。



運転中の一条さんをチラチラと盗み見したりして。



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