生徒会長と私の秘密 ~愛を誓う
「恭之助さん、少し海に降りてもいいですか?」
「麻美ちゃんは良いけど、亜美ちゃんはやめた方がいいね?その足じゃ砂浜は無理だよ?それとも翼に内緒でお姫様抱っこして連れて行って欲しい?」
「翼はともかくお姫様抱っこは遠慮したいので辞めときます」
「そう?」
恭之助は残念と笑うと亜美ちゃんは嘘ばっかりと言う。
「麻美行って来て良いよ?私ここに居るから」
麻美は少しだけ!と、言って砂浜へ降りて行く。
「恭之助さん?ここは美姫さんとの思い出の場所ですか?」
「え?」
「翼と話してるのを」
「ああ、あの時聞いてたのか?」
「ごめんなさい…」
「別に謝らなくてもいいよ」
申し訳無さそうにする亜美ちゃんに俺は笑って見せる。
「ここのケーキが美姫は大好きでね、大学の時は良く来てた。美姫がフランスに留学してからは一年に1度か2度美姫が日本に帰って来くると一緒に来てたよ」
「恭之助さん、美姫さんの事今でも」
「うん、好きだよ。愛してる。でもね…俺と美姫とは立場が違いすぎる」
「立場?…」
「美姫は両親の会社を守る為に政略結婚をするんだ。俺は美姫を守ってやれるだけの甲斐性が無いから俺達は別れた」
「政略結婚…」
「心配しなくても亜美ちゃんは大丈夫だよ?翼には金も力もあるから必ず亜美ちゃんを守ってくれる」
政略結婚と言う言葉に自分と翼との立場の違いに不安を抱いたのだろう。
心配そうな亜美ちゃんの頭をポンポンとなでてやる。
「翼なら信じて大丈夫だよ」と俺は言ってやる。
「麻美ちゃんは良いけど、亜美ちゃんはやめた方がいいね?その足じゃ砂浜は無理だよ?それとも翼に内緒でお姫様抱っこして連れて行って欲しい?」
「翼はともかくお姫様抱っこは遠慮したいので辞めときます」
「そう?」
恭之助は残念と笑うと亜美ちゃんは嘘ばっかりと言う。
「麻美行って来て良いよ?私ここに居るから」
麻美は少しだけ!と、言って砂浜へ降りて行く。
「恭之助さん?ここは美姫さんとの思い出の場所ですか?」
「え?」
「翼と話してるのを」
「ああ、あの時聞いてたのか?」
「ごめんなさい…」
「別に謝らなくてもいいよ」
申し訳無さそうにする亜美ちゃんに俺は笑って見せる。
「ここのケーキが美姫は大好きでね、大学の時は良く来てた。美姫がフランスに留学してからは一年に1度か2度美姫が日本に帰って来くると一緒に来てたよ」
「恭之助さん、美姫さんの事今でも」
「うん、好きだよ。愛してる。でもね…俺と美姫とは立場が違いすぎる」
「立場?…」
「美姫は両親の会社を守る為に政略結婚をするんだ。俺は美姫を守ってやれるだけの甲斐性が無いから俺達は別れた」
「政略結婚…」
「心配しなくても亜美ちゃんは大丈夫だよ?翼には金も力もあるから必ず亜美ちゃんを守ってくれる」
政略結婚と言う言葉に自分と翼との立場の違いに不安を抱いたのだろう。
心配そうな亜美ちゃんの頭をポンポンとなでてやる。
「翼なら信じて大丈夫だよ」と俺は言ってやる。