生徒会長と私の秘密　～愛を誓う
翼は小さい頃から英才教育を受けていた。

3歳になる頃あまりのＩＱの高さに周りは驚き会長が自分の後継者に育て上げようとしたのだ。

小さな頃は周りの子と変わらず公園を笑顔で走り回り素直な子供だった。

それは美智さんと芳人さんの育て方が良かったのだろう。

だが小学生高学年にもなると翼は自分の置かれている立場を理解し始めた。

そして中学生の頃は仕事にも関わるようになっていた。

その頃から翼はポーカーフェイスになり、たまに見せる作り笑いは親を心配させた。

心配した美智さんが会長に相談をし、小さい頃から俺に懐いて居た事も有り俺を翼の側に置く事になった。

高校の入学式の帰りにふと漏らした初恋話。

俺は翼も普通の男の子の様に恋をして青春を味わってくれれば本当の笑顔が戻るのではと思った。

翼は少しづつ本当の笑顔を見せるようになったそれは亜美ちゃんのお陰だろう。

美智さんや芳人さんも翼に本当の笑顔が戻って来て喜んでいる。勿論、それは亜美ちゃんのお陰だという事も。

だから亜美ちゃんは心配要らないよ？

皆んなが君を翼から引き離す事はしない。

勿論、君が翼を選べばの事だが…





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