生徒会長と私の秘密　～愛を誓う
坂井が玄関チャイムを鳴らすと直ぐにドアが開きとても綺麗な女性が現れた。


「よし君おかえりなさい」

「みっちゃんただいま」

よし君？みっちゃん？…


その女性は坂井にハグをするとチュッとキスをした。


ぅっわー！？　いまキスしたよね!?凄い。

うちのパパとママも私達の前ではキスするけど、他所（よそ）の人の前では流石にしないよ？


「亜美ちゃんいらっしゃい」

「はっ始めまして、立花亜美です。お世話になります」


吃驚して固まっていた亜美は慌てて頭を下げ挨拶をした。


「さぁさぁ入って？　荷物届いてるわよ。ここが亜美ちゃんの部屋。ちょっと狭いけどごめんね？」


美智は玄関入って右手1つ目のドアを開ける。


「……ひろ…」


案内された部屋は亜美の部屋より数倍ある広さだった。


亜美の部屋も充分に広い。

友達の麻美は『亜美の部屋無駄に広いから居候させて！』と親と喧嘩する度にプチ家出をしに来るほどだ。


麻美がこの部屋の広さを見たら絶対羨ましがってクラスの女子集めてパジャマパーティしよう？とか言い出すだろうなぁ。

まぁ他人様の家だから呼んだりしないけど。





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