生徒会長と私の秘密 ~愛を誓う
翼は大きな溜息をひとつついて話しだす。
「じぃ様の所へは仕事話で行って来た」
仕事の話しなら私は席を外したほうが良いのでは
「翼?仕事の話だった私は…」
「いや、居ていいよ」
芳人を見ると、うん。と頷いてくれた。
「美姫さんの所のココ・スギヤマを買収してうちの傘下に入れようと思う」
「翼、それは恭之助のためか?」
「違う。会社のためだ」
翼はきっぱり言い切ると話を続ける。
「うちのホテルでのブライダル衣装は外注に頼んでいる。今はレンタルだがそれをオーダーメイドにしたらどうかと思う」
「翼、今の御時世高いオーダーメイドは受け入れられない。だから美姫さんのご両親の会社も大変なんだ」
「分かっている。だが女性にとって一生に一度の事、レンタルより自分だけのオリジナルドレスを着たいと思うんじゃないかな?」
確かに私もオーダーメイドとレンタルどちらが良いと聞かれれば自分だけのオリジナルドレスが良い。
「そうね、どちらかを選べるなら自分だけのオリジナルドレスが良いわ」と美智さんも言う。
「だが高ければ結局お客様はレンタルを選ぶ。だからと言ってオーダーメイドでも材料費のコストを下げれば粗末で貧祖な物になってしまう。それでは同じ事だ」
「じぃ様の所へは仕事話で行って来た」
仕事の話しなら私は席を外したほうが良いのでは
「翼?仕事の話だった私は…」
「いや、居ていいよ」
芳人を見ると、うん。と頷いてくれた。
「美姫さんの所のココ・スギヤマを買収してうちの傘下に入れようと思う」
「翼、それは恭之助のためか?」
「違う。会社のためだ」
翼はきっぱり言い切ると話を続ける。
「うちのホテルでのブライダル衣装は外注に頼んでいる。今はレンタルだがそれをオーダーメイドにしたらどうかと思う」
「翼、今の御時世高いオーダーメイドは受け入れられない。だから美姫さんのご両親の会社も大変なんだ」
「分かっている。だが女性にとって一生に一度の事、レンタルより自分だけのオリジナルドレスを着たいと思うんじゃないかな?」
確かに私もオーダーメイドとレンタルどちらが良いと聞かれれば自分だけのオリジナルドレスが良い。
「そうね、どちらかを選べるなら自分だけのオリジナルドレスが良いわ」と美智さんも言う。
「だが高ければ結局お客様はレンタルを選ぶ。だからと言ってオーダーメイドでも材料費のコストを下げれば粗末で貧祖な物になってしまう。それでは同じ事だ」