生徒会長と私の秘密 ~愛を誓う
芳人さんが言うのも正当だと思う。
オーダーメイドでドレスを作った事の無い私ではドレス代にいくら掛かるか検討もつかないけど随分高いのは分かる。
やっぱり無理なのかな…
「だからセミオーダーにしたらどうかと思う。
セミオーダーならベースになる物をお客様の好みにアレンジする。
これならレンタルと違って自分だけのオリジナリティがでる。
それを外注では無く自社ブランドとしてならコストを下げる事も出来る。
ココ・スギヤマのブランドはまだ人気はある。
もし、レンタルと同じぐらいの値段で作れるならホテルのうりになると思う。
美姫さんの相手は低価格のレンタル衣装を手掛けてる会社だ。
このままだとスギヤマのブランド名ばかりの物になってしまう。
だから、この話は美姫さんのご両親にとっても良い話だと思う!」
「で、会長は?」
「父さんに任せると言った」
暫く目を瞑り考えていた芳人さんは立ち上がると携帯電話を持ち窓際へ行き電話をかけ始めた。
「もしもし、坂井と申します。
ええ、以前お目にかかりました。実は会社の件で明日お時間を頂きたいのですが?
いえ、その前に是非ともお時間を作って頂きたい。
大事な娘さんの為にも
有難うございます。では、明日お伺いします」
芳人さんは電話を切り
「明日、美姫さんの見合いの前、8時にアポを取った。後はあちら次第だぞ?」
「分かってる。資料は今夜俺が作るから、明日お願いします」と翼は芳人さんに頭を下げた。
「さぁ!戦いに行く前の連歌会でもしますか?」と美智は楽しそうに言う。
「連歌会って…今は戦国時代じゃ無いぞ!?」
翼は美智さんに冷ややかな目を向ける。
「あら良いと思ったんだけど、じゃ食事にしましょ!」と言う美智さんに皆んなが笑う。
翼って本当に凄い人…
私、凄い人を好きになったって思うのこれで何度目だろう?
オーダーメイドでドレスを作った事の無い私ではドレス代にいくら掛かるか検討もつかないけど随分高いのは分かる。
やっぱり無理なのかな…
「だからセミオーダーにしたらどうかと思う。
セミオーダーならベースになる物をお客様の好みにアレンジする。
これならレンタルと違って自分だけのオリジナリティがでる。
それを外注では無く自社ブランドとしてならコストを下げる事も出来る。
ココ・スギヤマのブランドはまだ人気はある。
もし、レンタルと同じぐらいの値段で作れるならホテルのうりになると思う。
美姫さんの相手は低価格のレンタル衣装を手掛けてる会社だ。
このままだとスギヤマのブランド名ばかりの物になってしまう。
だから、この話は美姫さんのご両親にとっても良い話だと思う!」
「で、会長は?」
「父さんに任せると言った」
暫く目を瞑り考えていた芳人さんは立ち上がると携帯電話を持ち窓際へ行き電話をかけ始めた。
「もしもし、坂井と申します。
ええ、以前お目にかかりました。実は会社の件で明日お時間を頂きたいのですが?
いえ、その前に是非ともお時間を作って頂きたい。
大事な娘さんの為にも
有難うございます。では、明日お伺いします」
芳人さんは電話を切り
「明日、美姫さんの見合いの前、8時にアポを取った。後はあちら次第だぞ?」
「分かってる。資料は今夜俺が作るから、明日お願いします」と翼は芳人さんに頭を下げた。
「さぁ!戦いに行く前の連歌会でもしますか?」と美智は楽しそうに言う。
「連歌会って…今は戦国時代じゃ無いぞ!?」
翼は美智さんに冷ややかな目を向ける。
「あら良いと思ったんだけど、じゃ食事にしましょ!」と言う美智さんに皆んなが笑う。
翼って本当に凄い人…
私、凄い人を好きになったって思うのこれで何度目だろう?