生徒会長と私の秘密 ~愛を誓う
芳人さんは7時前には出掛けた。
「ねぇ本当に翼は行かなくて良かったの?」
「俺が行っても仕方ないよ」
「でも…」
なんとしてでも、この話をまとめて欲しい。
だって愛し合ってるふたりが別れなくちゃいけないなんて悲しすぎる。
「坂井グループ内でなら俺が出て行って話した方が早い話もある。だか世間から見たら俺はただのガキなんだよ?だから親父の方が話はスムーズに行く。ましてや今親父は坂井グループのトップだ。そのトップが出てきたと合っては向こうも無碍には断らないだろうよ?」
「そうだね?後は大人の人に任せた方がいいね?」
エレベーターを降りるといつもの様に恭之助さんが迎えに来てくれていた。
「恭之助さんおはようございます」
「おはよう。朝から亜美ちゃんの笑顔を見れると嬉しいよ!」
「悪かったな?俺は仏頂面で!」
「分かってるなら、もうちょっと愛想よく出来ないかね?」
「恭にぃに愛想振りまいてもなんの得にもならないからね」
「本当可愛くない奴」
うふふふ。
私が笑っているとふたりから同時に
「亜美何笑ってる?」「亜美ちゃん何笑ってるの?」
と、聞かれた。
「だって本当に仲が良いんだもん」
翼は恥ずかしいのか無愛想に、いいから乗るぞ!と、私の手を引く。
校門前に着くと
「恭にぃ、今日は生徒会があるから遅くなる」
「じゃ7時頃迎えに来るよ!もしそれより早く終わるなら」
「いや、恭にぃには他に頼みたい事がある。今度新しい分野を立ち上げるんだけど、今夜その取り引き相手と会食する事になってるんだけど、先に行ってお相手をしてて欲しい。生徒会が終わり次第駆けつけるから」
「ああ、それは良いけど、亜美ちゃんの帰りはどうする?」
「あっ私なら電車で帰りますから」
「大丈夫、母さんが迎えに来てくれる」
「分かった、場所は?」
「いつものホテルのレストランに19時と言ってある」
「分かった」
「じゃ、頼んだ。あっ大丈夫だと思うけど、相手は綺麗な女性だけど手を出すなよ!プロジェクトがダメになる」
「はいはい!肝に銘じますよ!」
「その言葉よく覚えておくよ」
翼はフッと笑って車を降りた。
「ねぇ本当に翼は行かなくて良かったの?」
「俺が行っても仕方ないよ」
「でも…」
なんとしてでも、この話をまとめて欲しい。
だって愛し合ってるふたりが別れなくちゃいけないなんて悲しすぎる。
「坂井グループ内でなら俺が出て行って話した方が早い話もある。だか世間から見たら俺はただのガキなんだよ?だから親父の方が話はスムーズに行く。ましてや今親父は坂井グループのトップだ。そのトップが出てきたと合っては向こうも無碍には断らないだろうよ?」
「そうだね?後は大人の人に任せた方がいいね?」
エレベーターを降りるといつもの様に恭之助さんが迎えに来てくれていた。
「恭之助さんおはようございます」
「おはよう。朝から亜美ちゃんの笑顔を見れると嬉しいよ!」
「悪かったな?俺は仏頂面で!」
「分かってるなら、もうちょっと愛想よく出来ないかね?」
「恭にぃに愛想振りまいてもなんの得にもならないからね」
「本当可愛くない奴」
うふふふ。
私が笑っているとふたりから同時に
「亜美何笑ってる?」「亜美ちゃん何笑ってるの?」
と、聞かれた。
「だって本当に仲が良いんだもん」
翼は恥ずかしいのか無愛想に、いいから乗るぞ!と、私の手を引く。
校門前に着くと
「恭にぃ、今日は生徒会があるから遅くなる」
「じゃ7時頃迎えに来るよ!もしそれより早く終わるなら」
「いや、恭にぃには他に頼みたい事がある。今度新しい分野を立ち上げるんだけど、今夜その取り引き相手と会食する事になってるんだけど、先に行ってお相手をしてて欲しい。生徒会が終わり次第駆けつけるから」
「ああ、それは良いけど、亜美ちゃんの帰りはどうする?」
「あっ私なら電車で帰りますから」
「大丈夫、母さんが迎えに来てくれる」
「分かった、場所は?」
「いつものホテルのレストランに19時と言ってある」
「分かった」
「じゃ、頼んだ。あっ大丈夫だと思うけど、相手は綺麗な女性だけど手を出すなよ!プロジェクトがダメになる」
「はいはい!肝に銘じますよ!」
「その言葉よく覚えておくよ」
翼はフッと笑って車を降りた。