生徒会長と私の秘密 ~愛を誓う
「ねぇ?さっきの告白タイム反対なの?」

「別に反対じゃ無いよ?」

「じゃなんで役員は参加出来ないの?なんか翼、気に入らないみたいだったじゃない?」

絶対、さっき機嫌悪くなったよね!?

「告白タイムってどう言う事か分かってるか?」

「勿論!分かってるよ!」

「亜美は分かってない!俺はまだそれなりに人気あるの!告白なんてされてみろ?断るのに面倒だろう!?」

「ああ…確かに!私も翼が告白されてる所見るの嫌かも…」

「それに亜美は気づいていないみたいだけど?亜美、男子からの人気結構有るんだぞ?」

「えっ私が?嘘?」

「特に最近は雰囲気が変わったって、林や樋口も言ってたよ」

変わったかな?
相変わらずメガネだし、髪型は時間がなくて三つ編みにしない時もあるけどひとつかふたつには結んでるし…
変わらないと思うけどな…

「森山以外の女子とも良く喋ってるだろ?」

うん、翼と付き合ってる事が皆んなにバレてからは、心配してた翼のファンからの風当たりはなく、むしろ話し掛けられる事が多くなった。
女子からも思っていた感じと違うと言われる事はあるけど…

「だから亜美が告白されても困る!」

「私が告白される事は無いと思うけど…じゃ、会長と副会長の私達だけはイベント状況の確認が有るから不参加って事にしたら?で、他の役員は参加させて上げる事にしようよ!実は清水さん林君の事好きなんだよ?」

「マジか?」

「うん!だからね?」

「じゃそう言う事にするか!」



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