生徒会長と私の秘密 ~愛を誓う
「あら翼、拗ねちゃダメよ? ママは翼の事大好きなんだから。勿論パパの次にね!」
「はいはい。そんな事よりお湯湧いたよ」
「あっいけない!お湯沸かしてた事忘れてたわ!今日ねシフォンケーキを焼いたのよ。亜美ちゃん紅茶で良いかしら?」
「は、はい…」
美智はパタパタとキッチンへ慌てて行った。
「ったくガスじゃ無くても気をつけろよな!」
「ごめーん」とキッチンのほうから美智の声がした。
「な、なんで坂井君が居るの?」
彼は坂井翼。
亜美の通う慶凛館高校の生徒会長。
成績優秀でスポーツ万能!
そのうえイケメンで誰にでも親切ときてるからモテないわけが無い。
いつも甘いマスクで女子を虜にしている。
勿論亜美も密かに想っている。
「おまえ馬鹿か!?」
え?
今、馬鹿か?って言いました?
あの…今のは坂井君が喋ったの?
おじ様もおば様も奥へ入って行ってここには坂井君と私しか居ないから間違いないと思うけど…
あっひょっとして双子のお兄さんとか弟!?
でも今おば様が『翼』って呼んだよね?
一卵性だからおば様も間違えたとか?
きっとそう!
だって坂井君は学校ではそんな喋り方しないものね?
「はいはい。そんな事よりお湯湧いたよ」
「あっいけない!お湯沸かしてた事忘れてたわ!今日ねシフォンケーキを焼いたのよ。亜美ちゃん紅茶で良いかしら?」
「は、はい…」
美智はパタパタとキッチンへ慌てて行った。
「ったくガスじゃ無くても気をつけろよな!」
「ごめーん」とキッチンのほうから美智の声がした。
「な、なんで坂井君が居るの?」
彼は坂井翼。
亜美の通う慶凛館高校の生徒会長。
成績優秀でスポーツ万能!
そのうえイケメンで誰にでも親切ときてるからモテないわけが無い。
いつも甘いマスクで女子を虜にしている。
勿論亜美も密かに想っている。
「おまえ馬鹿か!?」
え?
今、馬鹿か?って言いました?
あの…今のは坂井君が喋ったの?
おじ様もおば様も奥へ入って行ってここには坂井君と私しか居ないから間違いないと思うけど…
あっひょっとして双子のお兄さんとか弟!?
でも今おば様が『翼』って呼んだよね?
一卵性だからおば様も間違えたとか?
きっとそう!
だって坂井君は学校ではそんな喋り方しないものね?