生徒会長と私の秘密 ~愛を誓う
そう言えば坂井君は私を見ても驚いていなかったよね?

って事は知っていたの? 

いつから?


「何してるの?紅茶入ったわよ!」


美智に呼ばれ翼は「あぁ今行くよ」と返事をすると

「いいな!」と亜美に念を押した。


亜美はリビングに向かう翼の背中に(アッカンベー)と舌を出す。

すると翼は立ち止まると振り返らず


「舌なんか出しておまえはガキか!?」と呟いた。

「え?坂井君後ろにも目が付いてるの?」

「ああ付いてる」

「嘘?ホント?」


翼はクククッと笑いを堪えるように肩を震わせた。


ぅわ騙された…

でも…坂井君の家だったなんてどうしよう…







こうして生徒会長と私の秘密が始まった。







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