生徒会長と私の秘密 ~愛を誓う
「ねぇ亜美ちゃんはどうなの?」

「はい?」

「亜美ちゃんは彼氏居るの?」

「えっ? あ…いえ…居ません」

「なら翼はどう?」

「え?…それは…」


どう?と聞かれても…

そりゃー密かに思っては居たけど…

でもなんと言ってらいいのか困るんですけど…

まさか本人を目の前に好きです!なんて言えない。


「母さん!? 馬鹿な事言ってんじゃねぇよ! お前もお袋に付き合ってないでテスト勉強良いのかよ?」


あっ月曜日からテストだった。テスト勉強やらなきゃ!


「おば様ご馳走様でした」


亜美は立ち上がりお皿を片付けようとすると美智に制される。


「そのままでいいわ。それよりおば様は辞めてくれない?凄く老けた感じがするのよねぇ」


美智は少し考える様に顎に人差し指を当てる。


「ママは亜美ちゃんにとって一人だから… うーん…お母さんて呼んで?」


え? ママもお母さんも同じでは?





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