生徒会長と私の秘密 ~愛を誓う
いつも仕事で帰りの遅いパパが珍しく早く帰って来て久しぶりに家族4人、楽しい夕食の時間を過ごしていた。
そんな中、商社に勤めるパパがイタリアへ転勤になりママはその転勤について行くと言う。
「どうしてママまでついて行くのよ!? パパ一人で行けばいいじゃない!?」
「そんなの無理よ! だってパパは何も出来ないんですもの! ひとりで行かせるなんてママ心配なのよ…」
確かにパパの身の回りの事は全てママがしている。
着替えの用意だけでは無くネクタイを結ぶのも靴下を履かせるのもみんなママが喜んでやっている。
子供じゃないのにどうしてそこ迄やるのとママに聞くと
『パパの事愛してるから』と恥ずかしがる事無く返ってくる。
別にパパが出来ない訳じゃない。
前にママが熱を出して寝込んだ時はママにはお粥を作って、私達にはカレーを作ってくれて看病も家事を全てパパがやってくれた。
会社でだって仕事は出来るんだと思う。今度の転勤も体を壊し早期退職した支社長の後任が決まるまで支社長代理として行くのだから。
それに長くとも1年で日本に帰ってこれるって言うのだからわざわざママまで付いて行かなくていいじゃない!?
そんな中、商社に勤めるパパがイタリアへ転勤になりママはその転勤について行くと言う。
「どうしてママまでついて行くのよ!? パパ一人で行けばいいじゃない!?」
「そんなの無理よ! だってパパは何も出来ないんですもの! ひとりで行かせるなんてママ心配なのよ…」
確かにパパの身の回りの事は全てママがしている。
着替えの用意だけでは無くネクタイを結ぶのも靴下を履かせるのもみんなママが喜んでやっている。
子供じゃないのにどうしてそこ迄やるのとママに聞くと
『パパの事愛してるから』と恥ずかしがる事無く返ってくる。
別にパパが出来ない訳じゃない。
前にママが熱を出して寝込んだ時はママにはお粥を作って、私達にはカレーを作ってくれて看病も家事を全てパパがやってくれた。
会社でだって仕事は出来るんだと思う。今度の転勤も体を壊し早期退職した支社長の後任が決まるまで支社長代理として行くのだから。
それに長くとも1年で日本に帰ってこれるって言うのだからわざわざママまで付いて行かなくていいじゃない!?