生徒会長と私の秘密 ~愛を誓う
ガリ勉… 色気がない… ガリ勉…
「亜美ちゃん? ロールキャベツ嫌いだったかしら?」
「え?」
「亜美ちゃんの口には合わなかったかしら?」
「あっいえ!美味しいです!」と、慌ててロールキャベツを口へ運ぶ。
亜美はさっき翼に『色気のないガリ勉』と言われたのがショックでその言葉が頭から離れないのだ。
「そう? アレルギーは無いって聞いていたけど嫌いな物があったら言ってね?」
「はい。有難うございます」
「亜美ちゃん。そんなに緊張しなくても良いよ。自分の家だと思ってくれて良いからね? 学校も翼と同じだったね? 今までより少し遠くなるけど翼と一緒だから帰り道も心配無いね? 翼、亜美ちゃんを頼んだよ?」
「は? なんで俺?」
「当たり前じゃない! 翼は男の子でしょ? 男の子は女の子を守るものよ!」
「あの…おじ様も美智さんも、私、大丈夫ですから…遠くなったって言っても同じ路線ですし、駅からもそんなに遠く無いですから」
「何言ってるの? 亜美ちゃんに何か合ってからでは遅いのよ? 翼!ママは、女の子をひとり暗い夜道を歩かせて平気な子に育てた覚えは無いわよ!」
「そうだぞ翼。私もちゃんと亜美ちゃんを預かると立花に約束したんだ! 何かあっては困る。本当は私が送り迎え出来ると良いんだが、今、新しいプロジェクトを手掛けててね、ちょっと無理なんだよ」
「そんなおじ様、送り迎えだなんて…」
「亜美ちゃん? ロールキャベツ嫌いだったかしら?」
「え?」
「亜美ちゃんの口には合わなかったかしら?」
「あっいえ!美味しいです!」と、慌ててロールキャベツを口へ運ぶ。
亜美はさっき翼に『色気のないガリ勉』と言われたのがショックでその言葉が頭から離れないのだ。
「そう? アレルギーは無いって聞いていたけど嫌いな物があったら言ってね?」
「はい。有難うございます」
「亜美ちゃん。そんなに緊張しなくても良いよ。自分の家だと思ってくれて良いからね? 学校も翼と同じだったね? 今までより少し遠くなるけど翼と一緒だから帰り道も心配無いね? 翼、亜美ちゃんを頼んだよ?」
「は? なんで俺?」
「当たり前じゃない! 翼は男の子でしょ? 男の子は女の子を守るものよ!」
「あの…おじ様も美智さんも、私、大丈夫ですから…遠くなったって言っても同じ路線ですし、駅からもそんなに遠く無いですから」
「何言ってるの? 亜美ちゃんに何か合ってからでは遅いのよ? 翼!ママは、女の子をひとり暗い夜道を歩かせて平気な子に育てた覚えは無いわよ!」
「そうだぞ翼。私もちゃんと亜美ちゃんを預かると立花に約束したんだ! 何かあっては困る。本当は私が送り迎え出来ると良いんだが、今、新しいプロジェクトを手掛けててね、ちょっと無理なんだよ」
「そんなおじ様、送り迎えだなんて…」