生徒会長と私の秘密 ～愛を誓う

「ねぇ坂井君は私が来る事いつから知ってたの？
私の顔を見ても驚いて居なかったから知ってたんだよね？」

「父さんに聞いたのは1ヶ月くらい前かな?」

「えっ！？そんなに前から？」


私がパパから転勤の話を聞く前じゃない！？


「最初は立花の親父さんに相談されたって親父に聞いたんだ。話を聞いた時、お袋は娘が出来るって喜んで、まだ決まってもいないのに次の日には部屋の模様替えをするって言って業者を呼んでたよ」

「えっ？嘘！？」

「ホント」


なんか嬉しいなぁ。


「あっでも坂井君は反対しなかったの？同級生の私が居候する事」

「別に」


反対しなかったんだ？

なんだかホッとした。

ここに来た時は学校で見る坂井君と雰因気が違ったから坂井君にはやっぱり歓迎されてないって思ったけど。