生徒会長と私の秘密　～愛を誓う
「亜美凄い！あんたダントツじゃん！」

「たまたまだよ」

「私もそんなふうに言ってみたいよ… 」

「でも数学が点数取れないんだよね…苦手でさ…」

「苦手って89点も取れてれば良いじゃん！」

彼女の側で俺も順位を見ていたが俺には気付いてくれなかった。

覚えている訳ないか？　全然見えないって言ってたもんな？

それからの俺は彼女に俺の存在をどうしたら気づかせられるかを考えた。

彼女は数学が苦手だと言っていた。俺は数学は得意だ。じゃますは勉強で彼女の目に止まるようにしよう。

それからの俺は必死に勉強し次のテストではトップを取りまず名前は彼女の目に止まった。

彼女が図書室へ行くと聞くと偶然を装い図書室へも行った。まるでストーカーだ…
2年生になると運よく同じクラスにもなり数学が分からない所があると教えてほしいと言われる様になった。

先月からは生徒会の役員としても一緒に居るようになり彼女との距離は随分縮まった。

だから今は母さんが立花に余計な事を言わない様に願うだけだ。

そう思っていたこの俺が彼女を困らせてしまった。







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