生徒会長と私の秘密 ～愛を誓う

亜美は部屋着に着替えるとコンタクトを外し髪はクリップで一纏めにし眼鏡を掛ける。

リビングへ戻ると翼は床へ座り恭之助に背を向けてピザを食べている。

「あっ亜美ちゃん目悪かったの？」

「はい。さっきはまではコンタクトしてたんですけど」

「眼鏡よりコンタクトの方が良いよ！髪も下ろしてる方が似合ってる。なぁ翼！」

翼は「知らねぇー」と言うとピザを頬張る。

「坂井君？」

恭之助はクククと笑う。

「亜美ちゃんほらここに座って」

恭之助が隣へ座れとソファーをポンポンと叩く。

亜美が、恭之助の隣に座ると恭之助はピザを1枚取り

「亜美ちゃんはいあーんして」

「いえ、自分で食べれますから…」

「そう？髪上げてるのも項が見えて良いよね？亜美ちゃんの項も唆られる」

翼は立ち上がり亜美の手を掴み引き寄せると
「亜美はこっち！」と言って恭之助の斜向かいのソファーにふたりで座る。

「亜美、学校には絶対に眼鏡と三つ編みで行けよ！」

「あっやっぱり今日みたいな感じは似合わない？」

「違う！可愛すぎるから！他の男にそんな姿見せるな」