生徒会長と私の秘密 ~愛を誓う
昼休みに入り前に座る麻美は椅子の向きを変え亜美と向きあう。
「もううちの学校緩いんだか厳しいだか分けわかんないよ!テストが午前中だけなら帰らせれば良いのに午後からも授業するなんてあり得ない」
亜美達の学校は午前中のテストが終わっても帰ることは出来ない。午後からは次の日のテストに向けて各自で実習することになっているのだ。
亜美は机にお弁当を広げる。
「でも、分かんない所を先生に聞けるから良いじゃん?」
と、言いながら卵焼きを頬張る。
不味いなにこれ…あっ
「ダメ!食べちゃダメ!」と亜美は突然立ち上がる。
「急にどうしたの?別に私、亜美のお弁当取らないよ?」
「玉子焼き食べちゃダメ!!」
「だから取らないってば!」と麻美は言う。
亜美は麻美に言った訳ではない。翼に言ってのだ。
今朝美智を手伝ってお弁当用に玉子焼きを作ったのは亜美だった。
亜美は家でもお弁当を作る手伝いをしていたので玉子焼きには自信は合った。
何を間違えたんだろう?…
亜美は離れた席に座る翼を見るとちょうど翼が玉子焼きを口に入れた。そして一瞬固まりその後はなんでも無い様にお弁当を食べ続けた。
「ごめん…」
「亜美誰に謝ってるのよ?」
「もううちの学校緩いんだか厳しいだか分けわかんないよ!テストが午前中だけなら帰らせれば良いのに午後からも授業するなんてあり得ない」
亜美達の学校は午前中のテストが終わっても帰ることは出来ない。午後からは次の日のテストに向けて各自で実習することになっているのだ。
亜美は机にお弁当を広げる。
「でも、分かんない所を先生に聞けるから良いじゃん?」
と、言いながら卵焼きを頬張る。
不味いなにこれ…あっ
「ダメ!食べちゃダメ!」と亜美は突然立ち上がる。
「急にどうしたの?別に私、亜美のお弁当取らないよ?」
「玉子焼き食べちゃダメ!!」
「だから取らないってば!」と麻美は言う。
亜美は麻美に言った訳ではない。翼に言ってのだ。
今朝美智を手伝ってお弁当用に玉子焼きを作ったのは亜美だった。
亜美は家でもお弁当を作る手伝いをしていたので玉子焼きには自信は合った。
何を間違えたんだろう?…
亜美は離れた席に座る翼を見るとちょうど翼が玉子焼きを口に入れた。そして一瞬固まりその後はなんでも無い様にお弁当を食べ続けた。
「ごめん…」
「亜美誰に謝ってるのよ?」